mihokoの作家ノート vol.1

横浜ハンドメイドマルシェで見つけた「売れるブース」の共通点

横浜ハンドメイドマルシェへ行ってきました。

私は作品を買うことももちろん楽しみですが、
職業柄、つい見てしまうのが「ブースの見せ方」です。

今回はたくさんのブースを見て歩きながら、
「思わず立ち止まってしまうブース」には、ある共通点があることを改めて感じました。

今日はその中から、特に印象に残ったポイントをご紹介します。


① 商品が一瞬で伝わる

まず感じたのは、

何を売っているお店なのかが3秒で分かること。

例えばこちら。

商品数は多いのですが、同じ種類ごとにきれいに並び、

「革小物のお店なんだ」

ということがすぐ伝わります。迷わせない。これ、とても大切です。


② 高さを使うと立ち止まる

こちらのブース。

平らな机だけではなく、棚を使って高さを出しています。

遠くからでも商品が目に入り、「何のお店だろう?」と自然に足が向きます。

イベント会場では、高さ=看板になることも多いです。


③ 色数を絞るとブランドになる

たくさんの商品が並んでいても、色に統一感があるブースは、不思議と高級感があります。

逆に、色も素材も雰囲気も全部違うと、作品一つひとつは素敵でも、ブランドとして印象に残りません。


④ 作品より「世界観」を見せる

こちらのブースでは、木製什器や布の色まで統一され、作品だけではなく、

ブランドの世界観が完成していました。

作品を並べるのではなく、空間を作る。これがブランド力につながります。

⑤ お客様は商品ではなく「安心」を買う

今回見ていて印象的だったのは、価格POPが分かりやすく、作品説明も短く整理されているブース。

お客様は「これ、いくらですか?」と聞くことに少し勇気がいります。

だからこそ、情報を見える場所に置くだけで、購入へのハードルはぐっと下がります。

最後に

私は20年以上イベントを主催し、数えきれないほどのブースを見てきました。

今回改めて思ったのは、売れるブースは、作品が特別なのではありません。

「伝わる工夫」を積み重ねているだけなんです。作品づくりと同じくらい、ブースづくりも作家さんの大切な表現のひとつ。

次回イベントへ出店する前に、ぜひ一度、自分のブース全体を写真に撮って眺めてみてください。

きっと、新しい発見がありますよ。

📖 mihokoのひとこと

作品は良いのに売れない…。

そんなときは、作品ではなく「見せ方」を変えるだけで結果が変わることがあります。

作家の学校では、ブースレイアウトやブランドづくりについても、一緒に考えています。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

PROFILE
山崎 美穂 / mihoko
バッグブランド「Kolmio」デザイナー。
中央林間手づくりマルシェ実行委員長。
東京レザーコネクト実行委員会代表。

自身も作家としてバッグ制作・販売を続けながら、イベント主催者として多くのハンドメイド作家・クリエイターと関わってきました。 作品づくりだけでなく、ブランドづくり、価格設定、見せ方、イベント販売、継続するための考え方まで、現場で培った経験をもとにお伝えしています。

コメント

コメントする